営業の受注率が向上するAI商談解析クラウド ACES Meet

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「長期間・長時間・多数プロセス」を効率化!M&Aビジネスの面談と人材育成が加速

ACES Meet-NEWOLD CAPITA-case1

株式会社NEWOLD CAPITAL

セールスマネジメント室 エグゼクティブディレクター

森山 泰史さん

  • M&A
  • OJT
  • 従業員数:51-100名

導入前の課題

  • 議事録の作成、商談の振り返り業務の効率化
  • 社内の人材育成の促進

ACES Meetの活用法

  • 面談の議事録作成と整理、確認
  • 面談の議事録を社員育成に活用

導入後の効果

  • 業務時間の大幅な短縮
  • 効果的な育成の実現

株式会社NEWOLD CAPITALは、“「企業・人・地域」の成長を実現し次世代の幸せを増やす”をミッションとして掲げている成長戦略実現ファームです。「M&A・成長支援」「経営人材紹介」「M&A教育研修」という3つのサービスを軸として事業を展開しています。

今回はM&Aにおける業務と人材育成という2つの場面で、どのようにACES Meetを活用しているのか、森山さんにお話を伺いました。

導入の決め手は感動するほどの文字起こし精度の高さ

―― ACES Meetを導入する前に、どんな課題がありましたか?

ACES Meet-NEWOLD CAPITA-case2

議事録の作成・確認などで負荷が高かったのが大きな課題でした

M&Aは、結婚にたとえるならば、お相手探しにあたる「ソーシング」からスタートします。そして、「初回面談」、「株価算定」、「提携仲介契約」、「トップ面談」、「意向表明」、「基本合意」、「デューデリジェンス(買収監査)」「条件交渉」「最終条件交渉」「クロージング」など、準備から成約までに数多くのプロセスが発生します。

しかも、1つひとつの面談は2〜3時間かかるものもあれば、なかには半日以上要するケースもありますその間、ずっと議事録を取り続けるのは、多くの労力が必要です

とくに議事録という観点で負担の大きなプロセスは、「デューデリジェンス」です。監査の対象は、財務・税務・法務・事業・人事・システムまで、多岐にわたっています。また、弁護士・税理士・会計士など、専門家との面談の機会も多くあります(基本的には外部の買収監査の業者様が全てを記録していますが社内でも議事録を取っています)。

さらに、M&Aはリードタイムが長く、1つの案件に1年以上かかるケースも少なくありません。膨大な量の商談が発生するため、議事録の作成、振り返り、次のフェーズに向けての準備・確認など、多くの労力と時間がかかってしまうという課題がありました

また、当社だけでなく、M&A業界全体にも通じることですが、人材育成に関しての課題もありました。近年、M&Aの事業者が増えており、採用の競争も激しくなってきています。

当社では現状入社する社員のの3分の2はM&Aアドバイザーとして未経験者です。M&Aでは多くのプロセスがあるため、未経験の営業担当が一人前となり、すべてのプロセスを完遂できるようになるためには、最低でも3年かかるといわれていますいかにして教育を加速させるか、育成期間を短縮させるかも、大きな課題となっていました

転職をしても再度、導入を決断

―― ACES Meetを知ったきっかけと導入した理由を教えてください。

実は前職でもACES Meetを使っていたんです

ACES Meetを知ったきっかけは、はっきりとは覚えていないのですが、おそらくネットで情報を集めたことだったと思います。複数のサービスの中からACES Meetを選定しました。当時の導入の決め手は、東京大学の松尾研究室から生まれたプロダクトであることと、文字起こし精度が驚くほどに高かったことです

前職では営業の管掌役員を務めており、電話の会話で文字起こしツールを使用していました。しかし、当時は文字起こしの精度が低く、実用性が低いと感じていました。そうした中で、ACES Meetの文字起こし精度の高さに感動した記憶があります。

2023年3月にNEWOLD CAPITALに転職して、再度いくつかのツールをリサーチした結果、やはりACES Meetの文字起こし精度が抜群に高いことを確認したため、導入しました。M&Aの面談では、専門用語や業界用語がたくさん出てきます。それらの用語がしっかり変換されていることに驚いた記憶があります。

―― 文字起こしの精度以外で気に入っているところはありますか?

サマリーがわかりやすくて、なおかつ精度が高いところです。個人的には、管理画面にあるグループ機能が便利だと感じています。

フェーズごとの振り返りにより、次段階の準備が容易に

―― ACES Meetをどのような場面で使っているのか、具体的な活用方法を教えていただけますか?

大きく分けると、議事録と教育という2つの場面で活用しています。

議事録の主な活用方法は、面談の振り返りと確認、次のプロセスへの準備などです。正確さを求められる書面の作成の際にも、議事録と動画を参照しています。

議事録だけだと、「言った・言わない」という議論になってしまう可能性もありますが、動画があることで、より正確な記録が可能になります。

次に教育の観点になりますが、Web面談は、基本的にすべてACES Meetで生成されたURLをスプレッドシートに振り分けて転記し、活用しています。具体的な管理の仕方は、譲渡企業(売り手)と譲受企業(買い手)で分け、さらにフェーズごとに振り分けています。

当社は、新入社員が入社した日にアカウントを付与し、社内でスプレッドシートを開放して、個々の社員がそれぞれ必要に応じて参照できる環境を整えています。今では1,000件以上の面談データが蓄積されているのですが、その中でも推奨商談というものをピックアップしており、新入社員の教育はまずその動画を見るところから始まります

―― ACES Meetの導入の効果を教えてください。

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導入効果に関して本来はやるべきなのでしょうが、数値化していないため正確なことはわかりません。しかし間違いなく、議事録作成のコストと教育コストの大幅な削減ができていることを実感しています

導入することで削減できた時間を、人が介在する価値を最大化するために使いたいと考えています。テクノロジーに任せられる部分は任せ、単純作業は削り、譲渡企業様、譲受企業様のために使う時間を増やすことがお客様の満足度をあげ、当社のサービス品質向上にも繋がると考えています

――機能や使い勝手の面ではいかがでしょうか?

議事録の作成は、AIであるので当然100点満点の精度ではないことは理解しつつも、ゼロの状態から作成するのと、AIが生成した70点からとでは雲泥の差があります。

また、作業時間の短縮といった効率面だけでなく、ビジネスの質の向上にもつながっていると感じています。とくに仲介という立場上、売り手企業、買い手企業のステークホルダーと正確な共通認識を醸成することが求められ、状況も日々変わります。動画を見返すことは、認識や状況の変化をより深く理解する助けになっていると思います。

他にあるシーンとして、数年前に実施した面談の振り返りがあげられます。このビジネスの特性上「今は考えてないけどいずれは~」というケースや「数年先であれば~」という面談は珍しくありません。そういった月日の経過した面談であっても、文字だけでは汲み取ることのできない温度感や雰囲気等をキャッチアップできるのも魅力に感じてます

―― おっしゃるとおりです。特に、議事録だけでは伝わりにくいニュアンスも、動画ならしっかりと確認できますね。

社内共有が楽になったことも、ACES Meetを導入した効果だと感じています。M&Aは売り手担当、買い手担当、その案件に特化したプロジェクトメンバーが介在し、また多数の案件が同時に動いているため、チーム戦で進めていくことが多いです。

たとえば、譲り受け候補にA社をご提案したものの希望の条件に至らずお見送りとなった場合は、他の候補企業をご提案する必要があります。この時点で、「A社について提案した動画」(A社の強みや特徴、留意点)といった情報であったり、「譲り受け候補がどういったニーズを持っていて、見送りとした際の温度感」といった情報がチームにシェアできるようになります。

チーム戦で進めていく上で情報共有は肝といっても過言ではありません。ACES Meetであれば、全体の面談の中で、ここから見てほしいという何分何秒時点の情報を指定して共有したりコメントできるのも嬉しいですね。

新人がすぐには経験できない面談もACES Meetで疑似体験が可能

―― 社員の教育に関して、効果を実感されていることはありますか?

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M&Aアドバイザーとして未経験で入社してくる社員にとっては、ACES Meetを活用することで、すぐに経験できないような成功事例に触れられるため、大きな学びになっているのは間違いありません

先ほどもお伝えした通り、M&Aは非常に複雑かつ長いプロセスを経て成約へと至ります。

研修や座学で得た知識を否定するつもりはありませんが、百聞は一見にしかずという言葉のとおり、実際の場面を見たほうが吸収は早いです

たとえば、トップ面談、意向表明、基本合意、デューデリジェンスといったフェーズはM&Aのプロセス全体のうち中盤から後半にあたるのですが、未経験で入社してすぐに自身の顧客がそういったフェーズにいく可能性は極めて低いでしょう。そういった自分ではすぐに経験できないフェーズを疑似体験できることは、成長を助ける要素になっていると感じています

―― ACES Meetの運用が軌道に乗るまでの期間はどれくらいでしたか?

契約したのが2023年7月で、10月にはほぼ軌道に乗っていたので、3か月ほどですね。当社では月に1回全社会議があり、私が発信する場があるのですが、活用促進を目的に「この1か月間でこれぐらいの面談データが貯まりました」「今月のピックアップ面談はこれです」といった情報や、機能アップデート内容を社内で共有するようにしています。

―― ACES Meetのカスタマーサポートの対応についてはいかがでしたか?

確認したいことがあって連絡すると基本的に即レスで的確な対応をしていただいており、とても感謝しています。

多分、私はとても嫌な顧客だと思うんですよ(笑) 今の機能では多分できないんだろうなと想像したうえで、「こういうことはできないのか」「ここの作業で時間がかかっているのでどうにかしてほしい」といった連絡もよくしてしまっております。もちろん嫌がらせ目的ではなく、SaaSのプロダクトということを踏まえ、もっと便利な機能が増えて、それをさらに活用していきたいという意図です。そんな連絡にもいつも前向きに対応してもらえるので、ありがたいですね。

教育・営業活動を重視している会社に有効

―― 今後、ACES Meetを活用していくうえで、期待していることがあったら教えてください。

実は対面での活用という観点では、まだ使いこなしきれていないところがあります。対面でも議事録作成や本来の機能を使えることは認識しているものの、現時点では、対面であってもZoomで予定を立てておく必要がありそのひと手間がどうしても抜けてしまうといった課題もあります。

そういったほんのひと手間のプロセスが省けるとありがたいです。突発的に始まる面談もあるため、操作が簡便化されると、より対応しやすくなります。

―― ACES Meetをどういう業界・業種・レイヤーの方におすすめしたいですか?

業種・業界に関わらず、教育に力を入れている会社、営業活動の可視化やセールスイネーブルメントなどの取り組みを重視している会社にはおすすめだと思います。現場視点、管理職視点、営業企画視点などさまざまな観点から新しい気付きや改善のネタが見つかるのではないでしょうか。

―― ありがとうございました!

株式会社NEWOLD CAPITAL・公式HP:https://newold.co.jp/

■お話を伺った方
森山 泰史さん
出身:長野県長野市 地元の上場建設機械メーカー、株式会社ROBOT PAYMENTを経て、当社。 前職では、執行役員として営業、新規事業責任者、事業部長、営業部長、セールスイネーブルメント部署の立ち上げ、IPOを経験。当社でM&Aにおける”新たなセールスイネーブルメント構築”の責任者として主にソーシング領域、データドリブン領域を担当。
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