2024年3月4日、米・AIスタートアップ「Anthropic」が新たなモデル「Claude 3」を発表しました。Claude 3は機能の順に、Claude 3 Haiku、Claude 3 Sonnet、Claude 3 Opusと3つのモデルを展開。現在は現在159か国で、OpusとSonnet がclaude.ai と Claude API で使用できるようになっており、Haikuも近日公開予定とのこと。

Claude（クロード）とは

Claudeは「Anthropic」が発表した大規模言語モデル群のこと。

claude.aiを通じて直接Claudeと対話することで、アイデアのブレインストーミングや画像分析、長文のドキュメントの要約などが可能です。開発者や企業は、APIを利用して自身のAIインフラストラクチャに直接組み込むことができます。

参考：Claude公式サイト

参考：Claude（クロード）とは？特徴や日本での使い方、活用例を解説

Claude（クロード）3とは

Claude 3はAnthropicが新たに発表した大規模言語モデルのこと。Claude 3には、Claude 3 Haiku、Claude 3 Sonnet、Claude 3 Opusと3つのモデルが含まれます。

参考：Claude 3公式サイト

Claude（クロード）3の性能

最も高度なモデルであるOpusは、学部レベルの知識評価（MMLU）、大学院レベルの専門的推論（GPQA）、基礎的な数学（GSM8K）など、AIの評価に使われる一般的なベンチマークの多くで、他のモデルを上回る性能を発揮しています。このモデルは複雑なタスクを人間に近い理解力と流暢さで処理し、一般的な知能の最先端を切り開いています。

Claude 3シリーズの全モデルは、分析、予測、繊細なコンテンツの生成、コーディング、そして英語以外の言語、例えばスペイン語、日本語、フランス語での対話能力など、様々な機能の向上を達成しています。

Claude（クロード）3の公開地域

OpusとSonnet は、claude.aiとClaude API で使用でき、現在は159 か国で公開されています。Haikuはまだ公開されておらず、近日公開の予定とのこと。

参考：Anthropic「Supported countries & regions」

執筆者

讃岐 勇哉

出版社、広告代理店、制作会社、事業会社で雑誌や広告、Webメディアの編集や運用、デジタルマーケティングに携わる。2016年、DeNA入社。メディアや広報、ブランディング業務などを担当。その後、Webマーケティングメディア『ferret』で編集長業務、SEO・コンテンツマーケティング責任者として従事。2023年5月よりACESにマーケターとして参画。