Googleの対話型AI「Bard」とは?リリース日や基盤は?
更新日:2023年10月05日
公開日:2023年10月05日
2023年3月21日、アメリカとイギリスでのサービスがスタートし、5月10日には英語に加え、日本語や韓国語への対応も追加された「Bard」。Bardは、Googleが開発・提供している対話型AIのことです。現在、Bardは試験運用中。18 歳以上のでGoogleのアカウントがあれば誰でも使えます。
この記事ではBardがどんなもので、どんな利用法が考えられるのかを紹介します。
GoogleのBard(バード)とは?
Googleが開発・提供している「Bard」は、Google が開発した大規模言語モデル「PaLM 2」を活用し、対話でユーザーをサポートしてくれるチャットベースのAIツールです。
2021年からGoogleは「LaMDA(ラムダ)」という大規模言語モデルの開発を進めていました。ですが、OpenAIが2022年11月に発表した生成AI「ChatGPT」が非常に人気となり、Googleはそれに危機感を覚え、急きょリリースしたといわれています。
GoogleのBard(バード)の基盤は?
Bardの基盤には「PaLM 2(Pathways Language Model 2)」という大規模言語モデル(LLM)が使われています。当初、LaMDA(Language Model for Dialogue Applications)が採用されていましたが、プログラミングや数学の知識、多言語への対応力を強化した最新モデルとして、PaLM2が採用されることとなりました。
GoogleのBard(バード)のリリース日は?
日本語に対応したのは2023年5月10日です。現在は試験運用中ですが、18 歳以上でGoogleのアカウントを持っている方なら、誰でも使えます。
なお、Bardの試験運用版の最新情報はBardの公式サイトから確認できます。