大日本印刷株式会社は、2023年12月4日に「DNP生成AIラボ・東京」という新施設の開設を発表した。ここでは、社外パートナーが生成AIの多用途性を実際に体験し、DNPと共にその可能性を探ることができるという。

この施設では、利用者が生成AIを使ってどのように活動できるかを直接体験し、さまざまなアイデアを交換。具体的な使用例を考案し、実動するプロトタイプを作成する機会を提供する。DNPは、生成AIを通じて社外のパートナーとの協力を強化し、新たな価値を生み出すことを目指している。

DNP生成AIラボ・東京の今後の展開

DNPは、外部のパートナーと共に創造的な取り組みを進め、2024年度までに生成AIを用いた5つのサービスを市場に導入する予定。この目標を達成するために、1年間で1000件の事例を生み出し、その中から20件を実証試験に選定する。さまざまな業界での経験を持つDNPは、これらの知識を活用して、外部パートナーと協力し、新たな価値を創造し提供することを目指していく。

参考：「DNP生成AIラボ・東京」をオープンしてパートナーと新たな価値を創出

執筆者

讃岐 勇哉

出版社、広告代理店、制作会社、事業会社で雑誌や広告、Webメディアの編集や運用、デジタルマーケティングに携わる。2016年、DeNA入社。メディアや広報、ブランディング業務などを担当。その後、Webマーケティングメディア『ferret』で編集長業務、SEO・コンテンツマーケティング責任者として従事。2023年5月よりACESにマーケターとして参画。