Zoom会議の議事録を文字起こし機能で効率よく作成する方法とは？

Zoomで行ったミーティングや商談を文字起こし、議事録を作成する方法をご紹介します。当然、議事録は手作業で作成することはできますが、スピードが求められるのがビジネスの世界。業務効率化の観点からもAIによる議事録の自動文字起こし・作成は不可欠な時代となってきました。

1 Zoomでのミーティング・商談を文字起こし、議事録を作成する方法
2 議事録の作成は自社の課題に合わせて選定を
3 議事録の自動作成なら「ACES Meet」

Zoomでのミーティング・商談を文字起こし、議事録を作成する方法

Zoomで行ったミーティングや商談の議事録を作成する方法は、大きく分けて4つあります。ここではそれぞれの方法を紹介します。

議事録作成法①手動で文字起こしをする

Zoomでミーティングや商談の文字起こしをする古典的な方法として、手動で文字起こしを行う方法があります。Zoomには、ミーティング・商談などを録音・録画する機能が搭載されていますが、これをそのまま人の手によって文字起こしをして議事録にまとめる、という方法です。

手間の掛かる方法ですが議事録の精度が高い点や、フィラーを排除できる点などがメリットです。

ただし、手動の文字起こしには手間と時間がかかります。録音時間の5倍程度の時間がかかるとも言われているため、たとえば30分程度のミーティングが想定される場合、文字起こしと議事録作成に150分（2時間半）ほどの時間がかかる可能性もあります。

議事録作成法②Zoomの機能で文字起こしをする

Zoomにはリアルタイムで字幕を自動表示する機能がありますが、この機能と録画機能を連携させれば、ミーティングや商談の終了後に字幕表示された内容をテキストファイルに変換できます。

ただしZoomの字幕機能は、あくまでも参加者の発言をリアルタイムで画面に表示することが本来の目的なので、実際にテキスト化してみると誤変換などが多いことはデメリットです。議事録として残すためには、手動による編集が必要となるでしょう。

そこで昨今では、AIでミーティングや商談を自動文字起こしするZoom連携タイプのツールが登場しています。他にも、録画した動画をアップロードして文字起こしをしてくれるサービスなども登場しています。

参考：Zoom会議の文字起こしを保存する方法とは？クラウドレコーディングについて解説

議事録作成法③アウトソーシング（外注）して文字起こしをする

録音・録画データの文字起こしのアウトソーシング（外注）も検討されますが、正確な文字起こしが期待できる一方で、コストが高くつくことは避けられません。

トータルで掛かるコストは、「60分程度の録音で中2～3日の納期」の場合で15,000円程度が目安。なお、業者ごとの基本料金、納品スピード、録音時間、仕上がり文字数、録音内容の専門性、言語などによりトータルコストは大きく変動することも理解しておきましょう。

議事録作成法④議事録の自動作成ツールを使用する

人の手を介すれば精度は上がりますが一定時間がかかり、Zoomの機能を使えば工数は削減できますが手直しをする必要がありそうです。

これらの問題をまとめて解決してくれるのが、議事録の自動作成ツールです。議事録の録音データを取り込ませて作成するツールから、会議ツールと連携して自動で作成してくれるツールまで、さまざまなツールがあります。

自社の課題解決にもっとも有効なツールを選定してみましょう

▶︎オンライン商談を文字起こし・自動要約・解析するAIツール・ACES Meet

議事録の作成は自社の課題に合わせて選定を

手動での文字起こしは議事録の精度が高いですが、時間と手間がかかるデメリットがあります。自動での文字起こしはZoomの字幕機能やAIを用いた連携ツールを利用することで効率化が可能ですが、誤変換が多く手動の編集が必要となります。アウトソーシング（外注）は正確な文字起こしが期待できますが、コストが高くなることがデメリットです。議事録の自動作成ツールは選定が肝となります。

各方法には一長一短がありますが、ビジネスの状況やニーズに応じて適切な方法を選択することで、ミーティングや商談の議事録作成を効率的に行うことができるでしょう。

参考：Zoom（ズーム）とは？機能や始め方・参加する・終了する方法を解説